【6】おわりに

 いかがだったろうか?
 後編は、山上君、松本さんの二人が、狭山さんの指導を受けながら、Accessのプログラム・ファイルを作成するまでを、簡単ではあるけれども書かせて頂いたのだが、その“雰囲気”だけでも感じ取っていただけただろうか?
 本書が、これからAccessを勉強しようとされている方、Accessを勉強しようとして挫折してしまった方、双方に役立つことを切に願っている。

 なお、あくアク流の根幹は「データベースを中核とした業務システム・ツールを、業務担当者自らが作り、改良していく」ことにある。このため、本来は「Accessに限らず、どんな開発ツールでも、手軽に使えるのであれば、どんどん使っていく」ことになる。本書が、Accessを使用した説明に終始したので、この点だけは、誤解無い様に、ご留意願いたい。