【2】登場人物の紹介
佐藤部長
中堅会社X社のシステム部長。大卒後システム開発専門の会社に入社し、プログラマーから業務システム・エンジニアへと経験を積んだ後、X社に中途採用された。田中社長の信任も厚く、X社の発展に伴って様々なシステムの企画と開発を行ってきた。
田中社長
X社の社長。繊細かつ大胆な人柄で社員の気持ちを一つにまとめ、X社を急成長させた立役者。X社創業時からの叩き上げで会社への愛着は大きく、会社のためになることであれば何にでも積極的にチャレンジしようと思っている。
山本部長
X社の総務部長。中年太りの身体の割には何かあると慌てて会社を走り回っている、やや気の弱い性格。田中社長も含めた管理職には受けが良く、何かというと調整役になっている。
加藤部長
X社の営業部長。田中社長と共にX社を盛り上げてきた一人。営業業務のシステム化にも積極的。
鈴木さん
X社の社長秘書。部長連中からは“秘書さん”と呼ばれていて、なかなか名前を覚えてもらえないのが悩み。
山田課長
X社のシステム部第二課長。大卒後は多くのプログラマー経験を経てX社に中途入社した。本人は業務システム・エンジニアとして一人前と思っているが、佐藤部長からは“まだまだ”と思われている様子。
吉田課長
X社の営業部第一課長。加藤部長の信任も篤く、営業部向けのシステム開発プロジェクトではいつも営業部代表にされている。内山さんとは、旧知の仲。
内山さん
概念DOAの導入コンサルタント。一見頼りなさそうだが、こと概念DOAに関しては雄弁な人。