【12】Access実習を行う前に
この単元は、初めてコースの受講をされる方向けにコース受講の前に準備していただきたいことを説明しています。
テキスト上のAccess環境
株式会社データ中心設計の提供する通信教育のテキストでは、Accessを実際に触って習得される方のために実際のAccessの画面(の画像)を掲載しています。
教材の作成環境の都合で掲載するのはAccess2010(と、Windows7)の画面となっています。(※)
※Accessはそのバージョン(Version)により画面がかなり変わることがありますので、その点ご注意ください。
あくアク流の想定する環境
あくアク流の想定するAccess環境は「Accessデータベース・ファイルを“中核となるPC”に置き、各業務担当者のPC(クライアントPC)には同じAccessプログラム・ファイルのコピーを置く」というものです。
あくアク流の想定するAccess運用環境
“中核となるPC”には「業務作業中にPCの電源がなるべく落ちないものを選択」し、「特定の業務担当者の作業用PCはできるだけ避ける」ようにします。ただし、もう少しラフな運用で構わなければ、特定の業務担当者の作業用PCを選択しても構いません。
また、有償のAccessは“中核となるPC”にのみインストールし、クライアントPCには無償のAccessランタイムをインストールするだけで構いません。(つまり、業務担当者の作業用PCが複数台あったとしても、運用環境のために購入しなければならないAccessは一個(1ライセンス)だけで良いことになります)
あくアク流の想定するAccess開発環境
「複数人の方が同時並行的に開発を行う」ことが無い限り、開発環境のためにはPCが一台あれば十分です。ただし、あくアク流のお作法に則り、Accessデータベース・ファイルとAccessプログラム・ファイルは分けておきます。
また、有償のAccessはインストールする必要があります。(つまり、開発環境のために購入しなければならないAccessは一個(1ライセンス)です)
Accessの入門書
株式会社データ中心設計の提供する通信教育のテキストでは、各バージョンのAccessに合わせた基本的な操作の説明は行いません。
そこで、Accessを実習される方は事前にご自身のAccessバージョンに合った「Accessの入門書」をお手許にご用意ください。ただし(有償版)Accessのインストール手順やAccessの立ち上げ方など、Accessに初めて触る時に知っておかなければならない“最も基本的な事柄”が画面の画像など記載して説明されているものであれば、どれでも構いません。このため「インストールは別にできる方がいるので業務担当者は知らなくともよい」とか「Accessの立ち上げ方などはWebなどで検索すれば分かる」のであれば、特に入門書をご用意頂く必要はありません。
Accessインストール時の留意点
有償版Access(又はMicrosoft Office)のインストール時には、“Microsoft Office Access”のオプションとして“マイ コンピュータからすべて実行(U)”を選択しておいて下さい。